5. 命令文#
フランス語の命令文は、命令法と呼ばれる語形変化を伴って作られる。語形変化それ自体は、原則として直説法現在形が元となっているため、たいしたことはないだろう。
| 二人称単数命令形 | 二人称複数命令形 | 一人称複数命令形 | |
|---|---|---|---|
| 活用 | それぞれの直説法現在形の活用と原則同型 | ||
| 意味 | ~しなさい | ~してください | ~しましょう |
| 例(travailler) | travaille | travaillez | travaillons |
| 例(aller) | vas | allez | allons |
- travailler などの -er 動詞や一部の動詞において、二人称単数命令形が、直説法現在形の活用から s を取り除いたものになっていることに注意が必要。
これらとは異なり、接続法の語形を元として命令形を作る動詞も一部存在する。(接続法については13章参照)
| 二人称単数命令形 | 二人称複数命令形 | 一人称複数命令形 | |
|---|---|---|---|
| être | sois | soyez | soyons |
| avoir | aie | ayez | ayons |
| savoir | sache | sachons | sachez |
| vouloir | veuille | veuillez | veuillons |
- veuille と veuillons についてはほとんど使用されない。
例:
- Ayez du courage ! (元気を出してください。)
- Soyez patient ! (我慢してください。)
- Ne me regarde pas. (見ないでよ。)
なお、肯定命令文において、人称代名詞をつける場合は、動詞の後ろにおいてハイフンで結ぶ。この場合、人称代名詞は強勢形になる。
- Excusez-moi.