17. 話法#

フランス語における話法は、英語よりも少しだけ考えるべき事項は多いが、そこまで難しく捉える必要はないと思われる。

I. 直接話法#

他者の発言を、ギュメ「« »」を用いてそのまま引用する形式。

  • Elle a dit : « Quand part-il ? » (彼女は「彼はいつ出発するの?」と言った。)

II. 間接話法#

話者の視点や立場に合わせて人称代名詞や時制を書き換えて伝える形式。

  • Elle a demandé quand il partait. (彼女は、彼がいつ出発するのか尋ねた。)

導入する動詞が過去時制の場合、従属節の時制は以下のように一致させる。

直接話法間接話法
直説法現在直説法半過去
直説法複合過去直説法大過去
直説法単純未来条件法現在
直説法前未来条件法過去
  • 命令文の間接話法の場合、従属節の不定詞の前に「de」をつける。
    • Il demande de fermer la porte. (彼はドアを閉めるように言います。)

III. 自由間接話法#

導入の動詞や接続詞を使わずに、登場人物の言葉や思考を地の文に直接溶け込ませるような形式。

  • Quand partait-il ? (彼はいつ出発するのだろう?)