2. 性数変化#
性数の変化はフランス語を学ぶ上で避けられない文法事項である。
I. 性数変化の方法#
以下に原則をまとめる。
女性形:男性形+e
複数形:単数形+s
| 男性形 | 女性形 | |
|---|---|---|
| 単数形 | 原型 | -e |
| 複数形 | -s | -es |
- 原型が e で終わっている語は女性単数形も同型
- 原型が s で終わっている語は男性複数形も同型
II. 性数一致の原則#
① 名詞
文脈での名詞の性数を判断して、性数一致をする。しかし、人の職業などを除いて、性に関しては名詞によってこれと定められているものがほとんどである。
② 形容詞
修飾する名詞の性数に合わせる。
③ 過去分詞
過去分詞を「形容詞的」に使う場合(être の後に持ってくる場合など)は性数一致をし、それ以外の場合(avoir の後に持っていく場合など)は原則性数一致をしない。(代名動詞についての詳細は16章参照)
A) 代名動詞以外について、助動詞に être をとる動詞の場合 → 主語の性数と一致
- Elle est sortie après le déjeuner. (彼女は昼食の後に外出した。)
B) 代名動詞または助動詞に avoir をとる動詞の場合:
a) 直接目的語が動詞の前にある場合 → 直接目的語の性数と一致
- Elle s'est lavée. (彼女は自分の身体を洗った。)
- Ils nous ont invité(e)s au restaurant. (彼らは私達をレストランに招待しました。)
- C'est la tarte au citron que j'ai mangée. (私が食べたのは、レモンタルトです。)
b) 直接目的語が動詞の前にない場合 → 性数一致はおきない
- Elle s'est lavé la figure. (彼女は自分の顔を洗った)
- Elle a mangé une pomme. (彼女はリンゴをひとつ食べた。)